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​第75回ベルリン国際映画祭パノラマ部門選出作品

映画ミックスモダン公式サイト

シアタードーナツ・オキナワにて延長上映決定!
フォーラム福島、赤石商店で上映決定​​
10月7日 フランス公開!
​公式パンフレット販売開始

第75回ベルリン国際映画祭パノラマ部門(2025年)  選出

ロサンゼルス日本映画祭「JFFLA 2026」選出

アメリカ・ピッツバーグ映画祭「SCREENSHOT: Asia」選出

イスラエル映画祭「Aki-no:日本映画祭2026」選出

親に見捨てられ孤独の中で生きてきた少年と子どもを授からない
身元引受け人の夫婦との出会いの物語。罪を犯すことでしか自分を
感じられなかった少年が生きる意味を見つけていく。

映画『ミックスモダン』が紹介された記事やレビュー、映画祭での反響などをまとめています。

作品に込めた想いや、取材記事で語られたエピソードもぜひ。

STORY

博之(53)は、妻の園子(42)とお好み焼き屋を営み、元受刑者や少年院出身者を雇いながら

社会復帰の手助けをしているが、1年前の元従業員による事件以来、SNSでの誹謗中傷に

悩まされている。少年院の面接で「人生をやり直したい!」と訴えかける勇人(18)を

新入社員として採用する。仕事を覚え始めた勇人は、はじめての給料で父親にプレゼント

を渡そうと家に戻るが、家族は引っ越していた。勇人はかつての窃盗仲間と連絡を取り、

クラブで羽目をはずしてしまう。ショーで踊るユキハ(17)に心を奪われる勇人。

彼女もまた少年院を出たばかりである。

勇人はユキハに夢中になっていくうち、次第に気がゆるみ店で孤立していく…。

INTRODUCTION

数年前、元受刑者の就労を支援する『職親プロジェクト』の人たちと出会いました。

罪を犯し、居場所を失って、生きていくことに意味を見いだせず、

でももう一度人生をやり直したいという元受刑者たちに手を差しのべる。

 

​        “反省はひとりでもできるが、

          更生は一人ではできない”

 

親代わりになる覚悟を持って支援する会社経営者たちの姿に心を動かされ、

自分には職場を提供できる会社はないけれども、

映画という会社を立ち上げることができる!

こうしてこの映画は産声を上げました。

CAST

西村 勇人役

​井戸 大輝

和歌山生まれ

​​​《主な出演歴》

福嶋賢治監督「フライガール」

蓮田キト監督「生きない」

TOKYO MX ドラマ「うしろ姿でもわかる」

布川 幸杷役

サーシャ

兵庫県神戸市出身

《主な出演歴》

TBS日曜劇場「Get Ready!」

AppleTV+「Sunny」

NHKFMシアター「大将のブルース」

hishidas「舞台 みなとの子」

映画「100万円の選択」等

「ちょい飲み手帖 神戸 vol.18」ナビゲーター

​木内 園子役

常石 梨乃

奈良生まれ

《主な出演歴》

NHK連続テレビ小説『半分、青い』

ジョン・ウィリアムズ監督『審判』

《主な監督作品》

『愛 LOVE Mother』(2024)

あいち国際女性映画祭2024 フィルム・コンペティション

    審査委員特別賞受賞

芦屋国際芸術映画祭短編コンペティション

    グランプリ受賞 観客賞受賞​

木内 博之役

藤原  稔三

大阪生まれ

​《主な出演歴》

​黒澤明監督『影武者』『乱』

​北野武監督『あの夏、いちばん静かな海。』

フレッド・スケピシ監督『ミスター・ベースボール』

ハル・ハートリー監督『フラート』

《主な監督作品》

『THEATRE』(2005)​

『空の裏側』(2014)

梅本 聖子役(園子の姉)

藤田  朋子

ミュージカル『レ・ミゼラブル』で初舞台。

NHK朝の連続テレビ小説『ノンちゃんの夢』でヒロインとしてドラマデビュー。TBS系『渡る世間は鬼ばかり』

東海・フジテレビ系「おいハンサム!!」

TBS「イグナイト-法の無法者-」

映画「朽ちないサクラ」、「もしも脳梗塞になったなら」

など。定期的に音楽LIVE、朗読LIVE「toa-toa」を開催。

​

松井 謙治役

津嘉山  正種

1965年劇団青年座入団

舞台『NINAGAWAマクベス』、映画『男はつらいよ』シリーズ、テレビ『踊る大捜査線』シリーズなどに出演

声優、ラジオなどでも幅広く活躍

第61回芸術選奨文部科学大臣賞

第15回声優アワード功労賞受賞

吹き替えも数多く、ケビン・コスナー、ロバート・デ・ニーロなどを務める

医師 役

川平  慈英

沖縄県出身

ミュージカル『MONKEY』でデビュー

2020年にミュージカル『ビッグ・フィッシュ』で

菊田一夫演劇賞を受賞

近作にミュージカル『ナビレラ』

木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』など

勇人役
ユキハ役
園子役
博之役
園子の姉
ミックスモダン出演者川平慈英
ミックスモダン出演者津嘉山正種

COMMENT

物語が始まったのち、しばらく画面に漂う重苦しい雰囲気。

この物語は私をどこに連れて行こうとしているのか?

不安な思いで画面を見つめ続けました。この重苦しさは今の日本を覆う空気に似ている…こんなことを考えながらも、いつしか映画に見入っていました。

何故か?それは中盤から立ち上がる「光を放つもの」に心が動いたからでした。「光を放つもの」。

それは普通の人が根源的に持つ良心や真心でした。一人の人間を救えるのは、一人の人間なのだと、静かに映像が問いかけてきます。世界で起こる不穏な出来事に苛まれる中で「人は信ずるに足る」と思える必見の映画です。

谷津賢二

(日本電波ニュース社 カメラマン/監督)

諦めない人への愛情と、丁寧な人物描写、カメラワーク、フィルムのような画質感がドキュメンタリーを観ているようでどんどん物語に引き込まれていった。

(ベルリン国際映画祭パノラマ部門最高責任者)

ミハイル・スツーツ

まもなく70歳になる新鋭監督、藤原稔三の登場は大きな衝撃だ。

いま世界的にダルデンヌ兄弟を指標として置いている映画や

シネアストは珍しくないのだが、しかし『ミックスモダン』ほど

高い表現レベルで成立している作品は決して多くない。

( 映画評論家 )

森直人

先にベルリン国際映画祭にピックアウトされたのが、

​日本に住む者として悔しいくらいだ。

後悔、反省のみではなく希望を糧として生きようとする勇人を応援しながら、理不尽さには拳を握り、大阪の温かさに癒やされます。若い世代に見てほしい。

赤根智子

(国際刑事裁判所 所長・判事)

「更生した不良より、真面目に生きてきた人間の方が立派」という言葉をよく目にする。確かに人間を点で捉えればその通りかもしれないが、人生は点ではなく線であり、幾つもの線が複雑に絡み合ってできている。多くの人はそこに至るまでの境遇や選択肢の有無に関心を持たず、偏見の中で負の連鎖から脱却する難しさを想像しない。『ミックスモダン』はその線を丁寧にほどいていく映画だ。誰も耳を傾けようとしなかった彼らの痛みを掬い上げながら、静かに問いかける——やり直しのきかない社会はいったい誰を切り捨てているのか、大人たちが果たすべき役目とは何かと。ぐちゃぐちゃになった具材が時間をかけて整えられていくミックスモダンの焼き音に、小さな希望の響きを纏わせながら。

(ライター)

ISO

「出所し更生を目指す青年を温かく受け入れるお好み焼き屋主人。この人物が映画の監督でもあると知ったのは観終わった後。戸惑い反発する若者にどう言葉をかけ、どう叱るのか。見守ることと放任とは違う。誰も完璧な指導者にはなれない。それでもなお関わること。これほど集中して人物たちの言葉や一挙手一頭足を追ったことはなかった。しかもあのラストはいまだ道の途中だ… これは教員にとって必見の映画だと思う。

(日本大学文理学部教授 ドイツ映画研究)

渋谷哲也

孤独な若者と孤独な老人は似ていると思った。

誰にも当てにされない価値のない、もしくはなくなってしまった

自分の面倒をどう見たら良いのか?

愛されるという体験が人を光の方向に導いてくれるのだろうが、

生きているだけで無条件に愛された体験を持つ人は意外に

少ないのかもしれない。

​こんなに優しい大人たちがいる。

孤独でも愛したいと願う若者や老人がいる。

この世の理不尽を憂いても人類滅亡を望む人は少ない。

どこかで人の情けを信じたい、人を生かしたいと思う人間が大勢いるのだ。やはり戦争を止めなくてはならない。

(劇作家 / 演出家 / 俳優)

渡辺えり

出演者の顔がことごとく素晴らしい。少年院から出た井戸大輝の根が純朴な感じはもちろん、彼を誘う青いジャンパーを纏う悪友であれ、そうなのだ。そして少年の更生を助けるお好み焼き店の年齢差がある夫婦、藤原稔三と常石梨乃の繊細な関係には泣きそうになる。藤原は同時に監督でもあるわけだが、自らの寛容な精神を中心に置くことで、周りの切羽詰まった状況を浮き彫りにしてみせる。出番は多くないが、週一にハーフサイズのお好み焼きを配送してもらう老人(津嘉山正種)が井戸に語る言葉も強く印象に残る。細部と細部が時間差を伴い有機的に連携していく。

親からの虐待の過去が、世代差を超えて背景にあることが露呈する。井戸が恋人(サーシャ)を得てからは、妊娠という主題が世代差の大きい二組を強く結びつける。美を狙わない狭い空間が、生活感を生み出し、もっと見ていたいと思うカットも短く切り詰めて進行する。中間部でようやくロング・ショットが登場し、少しは観客を解放するが、終盤ではまた緊張度の高い狭さが支配する。それは貧しさに退行する現代日本の肖像でもある。はたして、少年たちは解放されるのか。

思いがけないところから奇跡のように出現した『ミックスモダン』は、今見るべき映画の筆頭に挙げられよう。

(映画監督、映画評論家、東京藝術大学名誉教授)

筒井武文

MESSAGE

監督自ら、出演俳優と共に千房にて職場体験を重ねたり、職親プロジェクトのシンポジウムに何度も参加し、更生保護ということを掘り下げようとする姿勢に感銘を受けてきた。

物語のリアリティを作り上げようとする監督の情熱、『命』という普遍的なテーマを持つこの作品を

心から応援しています。

千房中井会長

千房株式会社 代表取締役会長 中井政嗣様

『ミックスモダン』では、社会の中で立ち直ろうとする人たちの現実を描きたいと思いました。一度つまずいた人が再び働き、生きていく。

その過程には支える人の存在があり、同時に偏見もあります。

その両方が、私たちの社会をかたちづくっているのだと思います。

この作品が、そんな現実に目を向け考えるきっかけになることを願っています。

監督 藤原稔三

DIRECTOR'S MESSAGE

私はこれまで、自分が舌癌の経験者であることを積極的には話してきませんでした。

『ミックスモダン』を多くの方に観ていただく中で、少しずつ考えが変わってきました。

​​

およそ30年前、俳優としてドラマや映画に出演し、これからという時期に舌癌が見つかりました。

放射線治療の影響によって俳優としての活動は困難になり、将来が見えず途方に暮れました。

それでも演技に関わり続けたいという思いから、リハビリの途上で演劇集団を立ち上げ、ワークショップを開き、オリジナルの舞台を制作するようになりましたが、約15年前にがんを再発。残っていた舌をすべて切除し、腹部の組織を移植して舌を再建する手術を受けました。術後、医師から聞かせてもらった私の録音テープの言葉は、思っていた以上に聞き取るのが困難でした。

「もう話せないのではないか」

電話はもちろん、対面でもまともに話せないのではないかと、不安に押しつぶされそうな日々でした。それでも前向きになるしかないとリハビリを続け、ワークショップを開き、人と会って話す機会を増やしました。表に出て話し続けることができたのは、家族の支えと仲間たちの存在でした。

味覚障害もあり、もう味は戻らないのではないかと落ち込んだこともあります。今はコーヒーの味の違いが分かり、ダシの味も楽しめるまでに回復しました。食べることも話すこともままならない状態から、映画を製作し、スタッフや俳優とコミュニケーションを取り、俳優として出演することもできました。

​

『ミックスモダン』に日本語字幕をつけた理由について、ご質問をいただくことがあります。

私の滑舌について言及されることもありました。一般公開に向けた検討の中で、発話に聞き取りにくさを感じるというご意見があったため、より多くの方にストレスなく作品をご覧いただくために、日本語字幕を付ける判断をしました。

これまで詳しく語ることはしてきませんでしたが、字幕を付けた理由をきちんと説明するためにも、今回あらためて公表することにしました。

藤原 稔三  

​ご協賛企業・団体様(敬称略)

千房

株式会社 山商

協賛企業
協賛企業

産経新聞大阪販売株式会社

協賛企業

株式会社ライジング

協賛企業

​株式会社 菜花野

協賛企業

​日生米穀株式会社

全国済生会刑余者等支援推進協議会

磯部鉄建株式会社    株式会社弘進テック

協賛企業

株式会社サン・グレイト

学校法人清風南海学園    株式会社4SN

​登龍軒    有限会社SA今井建築事務所

山形県北村山地区保護司会 清風南海10期生有志

ご協賛個人様(敬称略)

​山内 菜月  小野寺 諒  森脇 洋一  野崎 浩二  阪口 伸六  吉原 久子  福場 俊浩

​佐藤 隆之    山村 吉由    原田 裕介  柏原 茂  五味 ひろあき  野崎 信子

森川  篤      奥村 寛至   原  きよ       神谷 信行    山田 眞由美   原田 哲朗
ソガワケンジ   牛田 邦子     鶴本 真人     高橋 輝美        高橋 宏永         木岡 正憲
三井 一由          藤原 祥雄        池辺 楠治,智子     藤原 ひとみ     坂
上 克子         辻 万智子   
東川 ゆみ子       濱田 正子        赤田 豊子            三木 栄子        中谷 裕子         REN, NORIYO

千葉 龍一​    田中 佳世子   木本 晴美        長嶺 久美子     日下 栄也         井戸本 美好子
鎌倉  研      矢森 悦子    白井 智子    ヒラノトシコ  南方千恵子    北松尾小の会
​堀家みどり    楠本 寿美香   藤原 洋勝      萬野 史     福嶋 幸太郎    合田 研吾

吉原 玲奈    西田 秀雄

スペシャルサポーター

​花房康成

泉北太極拳クラブ   釜崎双葉   川口太威智   坂田寛子

石川典子       小沼道明      重松誠             鈴木陽規        Nya           のだか

藤原 悟           横山馨子   めりぃさん&たえママ

天野珠路     泉之智    小野寺勲      長富そのか   矢野恭子    横山博彦

太田和代     Akkirun   〈Odd b      Green Hospital Project     NPO法人Kid'sぽけっと

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映画『ミックスモダン』製作委員会

2026.9.19更新

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