映画『ミックスモダン』公式サイト
第75回ベルリン国際映画祭パノラマ部門正式出品
映画ミックスモダン公式サイト


STORY
博之(53)は、妻の園子(42)とお好み焼き屋を営み、元受刑者や少年院出身者を雇いながら
社会復帰の手助けをしているが、1年前の元従業員による事件以来、SNSでの誹謗中傷に
悩まされている。少年院の面接で「人生をやり直したい!」と訴えかける勇人(18)を
新入社員として採用する。仕事を覚え始めた勇人は、はじめての給料で父親にプレゼント
を渡そうと家に戻るが、家族は引っ越していた。勇人はかつての窃盗仲間と連絡を取り、
クラブで羽目をはずしてしまう。ショーで踊るユキハ(17)に心を奪われる勇人。
彼女もまた少年院を出たばかりである。
勇人はユキハに夢中になっていくうち、次第に気がゆるみ店で孤立していく…。
INTRODUCTION
数年前、元受刑者の就労を支援する『職親プロジェクト』の人たちと出会いました。
罪を犯し、居場所を失って、生きていくことに意味を見いだせず、
でももう一度人生をやり直したいという元受刑者たちに手を差しのべる。
“反省はひとりでもできるが、
更生は一人ではできない”
親代わりになる覚悟を持って支援する会社経営者たちの姿に心を動かされ、
自分には職場を提供できる会社はないけれども、
映画という会社を立ち上げることができる!
こうしてこの映画は産声を上げました。
CAST
西村 勇人役
井戸 大輝
和歌山生まれ
《主な出演歴》
福嶋賢治監督「フライガール」
蓮田キト監督「生きない」
TOKYO MX ドラマ「うしろ姿でもわかる」
布川 幸杷役
サーシャ
兵庫県神戸市出身
《主な出演歴》
TBS日曜劇場「Get Ready!」
AppleTV+「Sunny」
NHKFMシアター「大将のブルース」
hishidas「舞台 みなとの子」
映画「100万円の選択」等
「ちょい飲み手帖 神戸 vol.18」ナビゲーター
木内 園子役
常石 梨乃
奈良生まれ
《主な出演歴》
NHK連続テレビ小説『半分、青い』
ジョン・ウィリアムズ監督『審判』
《主な監督作品》
『愛 LOVE Mother』(2024)
あいち国際女性映画祭2024 フィルム・コンペティション
審査委員特別賞受賞
芦屋国際芸術映画祭短編コンペティション
グランプリ受賞 観客賞受賞
木内 博之役
藤原 稔三
大阪生まれ
《主な出演歴》
黒澤明監督『影武者』『乱』
北野武監督『あの夏、いちばん静かな海。』
フレッド・スケピシ監督『ミスター・ベースボール』
ハル・ハートリー監督『フラート』
《主な監督作品》
『THEATRE』(2005)
『空の裏側』(2014)
梅本 聖子役(園子の姉)
藤田 朋子
ミュージカル『レ・ミゼラブル』で初舞台。
NHK朝の連続テレビ小説『ノンちゃんの夢』でヒロインとしてドラマデビュー。TBS系『渡る世間は鬼ばかり』
東海・フジテレビ系「おいハンサム!!」
TBS「イグナイト-法の無法者-」
映画「朽ちないサクラ」、「もしも脳梗塞になったなら」
など。定期的に音楽LIVE、朗読LIVE「toa-toa」を開催。
松井 謙治役
津嘉山 正種
1965年劇団青年座入団
舞台『NINAGAWAマクベス』、映画『男はつらいよ』シリーズ、テレビ『踊る大捜査線』シリーズなどに出演
声優、ラジオなどでも幅広く活躍
第61回芸術選奨文部科学大臣賞
第15回声優アワード功労賞受賞
吹き替えも数多く、ケビン・コスナー、ロバート・デ・ニーロなどを務める
医師 役
川平 慈英
沖縄県出身
ミュージカル『MONKEY』でデビュー
2020年にミュージカル『ビッグ・フィッシュ』で
菊田一夫演劇賞を受賞
近作にミュージカル『ナビレラ』
木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』など







COMMENT
物語が始まったのち、しばらく画面に漂う重苦しい雰囲気。
この物語は私をどこに連れて行こうとしているのか?
不安な思いで画面を見つめ続けました。この重苦しさは今の日本を覆う空気に似ている…こんなことを考えながらも、いつしか映画に見入っていました。
何故か?それは中盤から立ち上がる「光を放つもの」に心が動いたからでした。「光を放つもの」。
それは普通の人が根源的に持つ良心や真心でした。一人の人間を救えるのは、一人の人間なのだと、静かに映像が問いかけてきます。世界で起こる不穏な出来事に苛まれる中で「人は信ずるに足る」と思える必見の映画です。
谷津賢二
(日本電波ニュース社 カメラマン/監督)
「更生した不良より、真面目に生きてきた人間の方が立派」という言葉をよく目にする。確かに人間を点で捉えればその通りかもしれないが、人生は点ではなく線であり 、幾つもの線が複雑に絡み合ってできている。多くの人はそこに至るまでの境遇や選択肢の有無に関心を持たず、偏見の中で負の連鎖から脱却する難しさを想像しない。『ミックスモダン』はその線を丁寧にほどいていく映画だ。誰も耳を傾けようとしなかった彼らの痛みを掬い上げながら、静かに問いかける——やり直しのきかない社会はいったい誰を切り捨てているのか、大人たちが果たすべき役目とは何かと。ぐちゃぐちゃになった具材が時間をかけて整えられていくミックスモダンの焼き音に、小さな希望の響きを纏わせながら。
(ライター)
ISO
まもなく70歳になる新鋭監督、藤原稔三の登場は大きな衝撃だ。
いま世界的にダルデンヌ兄弟を指標として置いている映画や
シネアストは珍しくないのだが、しかし『ミックスモダン』ほど
高い表現レベルで成立している作品は決して多くない。
( 映画評論家 )
森直人
先にベルリン国際映画祭にピックアウトされたのが、
日本に住む者として悔しいくらいだ。
孤独な若者と孤独な老人は似ていると思った。
誰にも当てにされない価値のない、もしくはなくなってしまった
自分の面倒をどう見たら良いのか?
愛されるという体験が人を光の方向に導いてくれるのだろうが、
生きているだけで無条件に愛された体験を持つ人は意外に
少ないのかもしれない。
こんなに優しい大人たちがいる。
孤独でも愛したいと願う若者や老人がいる。
この世の理不尽を憂いても人類滅亡を望む人は少ない。
どこかで人の情けを信じたい、人を生かしたいと思う人間が大勢いるのだ。やはり戦争を止めなくてはならない。
(劇作家 / 演出家 / 俳優)
渡辺えり
MESSAGE
監督自ら、出演俳優と共に千房にて職場体験を重ねたり、
職親プロジェクトのシンポジウムに何度も参加し、
更生保護ということを掘り下げようとする姿勢に感銘を
受けてきた。
物語のリアリティを作り上げようとする監督の情熱、
『命』という普遍的なテーマを持つこの作品を
心から応援しています。

千房株式会社 代表取締役会長 中井政嗣様
ご協賛企業・団体様(敬称略)

株式会社 山商


産経新聞大阪販売株式会社

株式会社ライジング


